作品の概要・あらすじ
隣の部屋に引っ越してきた人妻の、耳元で溶けていくような低い声が頭の中を侵食する。薄暗いアパートの一室に二人きり、カーテンを閉め切ったまま外の時間を忘れて体を重ねる。熱を帯びた吐息が首筋を這い、指先が肌をなぞるたび理性が削られていく。彼女は焦らすように淫らな言葉を吐き続け、腰を深く沈めて離さない。部屋に籠もったまま何度も求め合い、汗と体液でシーツを濡らし、学業も将来もどうでもよくなるほど肉欲に沈んでいく。朝が来ても窓を開けず、また体を絡め取る。禁断の密会が日常になり、男の時間は彼女のベッドの中で止まっていく。
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